アロマの講座選びなら
BrushUP学び
BrushUP学びはアロマ資格を中心に、セラピストを目指す方が通う、癒し系スクールなどの情報をまとめたサイトです。最安・最短講座がエリアごとにまとめて比較できるので、非常に見やすいです。
更新日:2023/09/14
アロマセラピストといえばアロマサロンでの施術が思い浮かぶと思いますが、他にもアロマショップやアロマスクールの講師など、幅広い活躍の場があります。
ここではアロマセラピストの詳しい仕事内容や活躍の場、1日のスケジュール、働き方や年収・給料について解説していきます。
アロマセラピストといえば、やはりアロマオイル(精油)を使った施術がメインのお仕事です。アロマオイル(精油)を使った施術はアロママッサージとも呼ばれますが、正式には「アロマトリートメント」と呼びます。
アロマトリートメントは体の凝りをほぐすなどのリラクゼーションを目的とするものもあれば、リンパの流れをよくして脚やせや小顔効果を狙うなど美容目的のもの、精油の薬効を利用した体質改善を目的とするメディカルアロマなど、施術の内容はサロンによって多種多様。顔や脚、足ツボなど、体の各パーツに施術に特化したサロンもあります。
アロマテラピーでは、ハーブや植物の花・葉・根・種子などから抽出したさまざまな種類の精油を使ってトリートメントを行います。この精油の成分や香りが美容や健康をサポートするとされているのですが、お客さんの心身の状態によってどの精油が最適かは異なります。一人ひとりに合った精油を選定することも、アロマセラピストの大事な仕事です。
精油には200〜300もの種類があり、安眠、集中力アップ、食欲不振、冷え症、むくみ、肌あれ、月経不順など、その効用もさまざまです。これらの効用は病院で処方される薬のように即効性のあるものではありませんが、心身の状態をおだやかにととのえてくれます。自然由来の成分を使っているので、体に直接塗っても安心。「病院に行くほどではないけれど、なんだか体の調子が悪い」というときのセルフケアにもピッタリなんです。
アロマセラピストの施術を受けにくるお客さんは、何らかの悩みを抱えていることがほとんどです。そこを外さずにアプローチできれば、お店への満足度もグンと上がるもの。そんなお客さんの悩みをしっかりと理解して適切なアドバイスができることも、アロマセラピストに求められる能力のひとつです。
施術の前にはカウンセリングを行い、現在抱えている心身のお悩みをヒアリングしていきます。たとえば「肩こり」という症状でも、ストレスからくるものもあれば目の疲れからくるもの、運動不足からくるものもあり、その原因は人によってさまざま。どのタイプに当てはまるかによって、アプローチの方法は違ってきます。カウンセリングを丁寧に行うことは、トリートメントの効果を上げるためにも大切なのです。
このようにアロマセラピーは毎日の生活習慣レベルからの改善を必要とするものですから、施術後のアフターフォローも必須です。トリートメントの効果を持続させるための自宅ケア法をお客さんに伝えるサロンも多くあります。
特に美容や痩身を目的とするサロンでは、お客さんのお悩みにそって、食生活や運動、生活サイクルなどのカウンセリングを行うこともあるようです。施術内容やアドバイス内容をカルテに記録しておくことで、長期的な視点でアドバイスを行うことができますし、お客さんに継続して来店してもらいやすいというメリットもあるからです。
アロマセラピストは知識や技術を売りにする職業ではありますが、同時に「接客業」という側面も強い仕事です。お客さんにリラックスして施術を受けてもらうために、行き届いたおもてなしは欠かすことができない要素だからです。
サロンを清潔に保ったり、器具や備品の手入れをするのも、アロマセラピストの大事な業務。精油の補充からタオルやシーツなどの洗濯、店内のBGMの選定まで、きめ細やかな心配りが必要です。
お店によっては、予約などの電話応対やカルテの整理、パソコンでのデータ入力などの事務作業が業務に含まれることもあります。
電話応対では、サロンの顔として恥ずかしくない言葉づかいができる必要があります。とっさのときにもあわてないように、慣れないうちはビジネスマナーを復習しておくとよいでしょう。
また、カルテの内容やお客さんの名前、住所などは大切な個人情報。適切な取り扱いができるよう、日ごろから情報リテラシーを高めておきましょう。
これに加えて、施術の合間に効率よく事務作業をこなせる器用さや、お客さんの来店時やお帰りの際に気持ちのよい挨拶ができる明るさも、アロマセラピストの適性のひとつです。
勤務が長期にわたるようになると、リーダーやチーフを任されることもあるようです。こういった立場になると、日々の施術や事務作業のほかに後輩への指導やマネジメントも仕事内容に加わります。
業務の負荷は重くなりますが、昇進や昇給が見込めることも多いです。また将来のあるアロマセラピストの指導は、とてもやりがいのある仕事でもあります。これまで身につけた知識や技術を活用し、さらなるキャリアアップを目指すのもよいかもしれません。
アロマセラピストとして働く方法として、リラクゼーションサロンなどアロマトリートメントを行う店に就職する方法と、アロマグッズの販売をしている店に販売員やアドバイザーとして就職する方法があります。
リラクゼーションサロンの場合、人の体に施術をするため、専門知識やスキルが必要です。そのため、スクールでエステティシャンとアロマセラピストの両方の資格を取得するなどして、経験を積んでから就職する方が多いです。ただし、その企業のテクニックを1から教え込みたいお店などでは、未経験者も積極的に採用し、研修で1から知識やスキルを学べる機会を設けていることもあります
一方アロマショップなどの場合、未経験者でも応募できる求人が多くあります。アロマショップではアロマ系の有資格者はもちろん、接客業の経験がある方も採用されやすいので、接客業の経験がある方は就職の強みになるでしょう。
アロマセラピストになるには、アロマテラピーの基礎知識やアロマセラピストとして活躍できる能力を証明するための認定資格を取得することが先決ではないでしょうか。
アロマテラピーに関する資格は様々な種類がありますので、ご自身が必要と感じる通信講座を学ぶことも重要だと思います。
下記で様々なスクールの講座の資料請求が無料で行えますので、まずはパンフレットをみて比較検討してみてください。
>> アロマスクール・通信講座の資料請求(無料)
尚、アロマ関連の資格については『アロマ資格の種類とスクール比較』でも紹介しています。
アロマセラピストになる方法や必要な資格については下のページで詳しく解説していますので、参考にしてください。
関連記事:『アロマセラピストになるには?活躍の場や将来性、向いている人を解説!』
アロマセラピストの最もポピュラーな活躍の場はアロマサロンやリラクゼーションサロンです。アロマトリートメント専門のお店からマッサージやリフレクソロジーなどと組み合わせたサロン、ホテルやスパに併設されたリラクゼーションコーナーなど働く場所も様々です。
アロマセラピストの知識のほかに、エステティシャンやマッサージのスキルもあると仕事の幅が広がります。
アロマ用品を販売する店舗で販売員やアドバイザーとして働く方も多くいます。
店頭でアロマオイルの特徴や利用方法、注意事項をお話ししたり、お客様からの質問に答えたりするため、アロマの正しい知識が必要になります。
アロマスクールで講師としてアロマの知識や施術のスキルなどを指導する仕事もあります。
オイルの成分や人体の解剖生理学など高度な知識に加えて、現場での経験も必要です。さらに自分の知識や経験を効果的に人に伝える教育能力が求められます。アロマテラピーインストラクターなど講師の資格を取得しておくとよいでしょう。
自宅を改装したり店舗を借りるなどしてアロマサロンを開業する方もいます。
「自分のペースで仕事ができる」「給料制と違い働いた分お金が入ってくる」などのメリットがありますが、初期投資でお金が掛かったり、お客さんが入らず赤字になるなどのリスクもあります。
独立・開業する場合はアロマセラピストとしての仕事に加えて、経理、事務、宣伝・広報など経営者としての仕事も増えますので、事前にしっかりと経営について学んでおくと安心ですね。
アロマ系の資格講座には開業支援が組み込まれているものもありますので、開業をお考えの方はそう言った講座を利用してみるのもいいかもしれません。
アロマセラピストのスケジュールは働く業態によって様々ですが、ここではアロマサロンで働く場合について取り上げたいと思います。
サロンや店舗の場合は営業時間に合わせてシフト制で働くことが多く、1日2交代制(営業時間が長い店舗では3交代制)で、1日8時間勤務が一般的です。たとえば10:00〜18:00の早番、15:00〜23:00の遅番などシフトによって就業時間が変動します。
以下でサロンで働く場合の具体的な勤務スケジュールをご紹介します。
14:30 | 出勤・仕事準備 |
15:00 | 勤務開始 ・他のスタッフと仕事の段取り、予約内容の確認 ・早番勤務のスタッフからの引き継ぎ事項を共有 |
16:00 | 来店客対応 ・アロママッサージやアロマカウンセリング ・初来店客への事前のアンケート、会計、自宅で使用するためのアロマオイルの販売 ・当日の対応をカルテに記録 |
18:30 | 休憩 ・予約・来店状況を見ながら、1回目の休憩(夕食や軽食) |
19:00 | 来店客対応 予約が入っていない場合は店内の清掃や必要な物品の発注など |
20:30 | 2回目の休憩 |
21:00 | 来店客対応再開 予約が入っていない場合、終業時間に向けて店内の清掃や後片付けを開始 |
22:00 | 閉店 ・飛び込みのお客様などの対応で閉店時間を過ぎてしまうこともあり ・店内清掃、共有事項(当日の業務で発生した問題点や改善点、利用者の方の反応など)の報告や相談 |
23:00 | 退勤 |
アロマセラピストの休日は平均して月8〜9日と、一般的な会社員と変わりありません。
ただし、サービス業ですのでお客さんが多い土日は出勤日となることが多く、平日休が多くなります。
正社員で働く場合は給料制の店舗が多く、安定した収入を得られます。また社会保障や福利厚生などもしっかりしているので安心して長く勤めることができます。
長く勤めることで店長やエリアマネージャーなどに昇格し、収入アップも狙えますので、アロマセラピストを長く続けるつもりの方は正社員として働くのがおすすめです。
現在、アロマセラピストを扱っている派遣会社は少なく、派遣社員として働くのは難しいのが現状です。
派遣社員として働く場合は時給制が多いようです。
正社員と並んで多いのがパート、アルバイトとして働く方です。
パート・アルバイトとして働く場合は「時給制」「完全出来高制」「完全歩合制」などの給与体系です。社会保障が付かないこともあるようですので、求人をよく読み、面接などでも確認するようにしましょう。
パート・アルバイトは自分のライフスタイルに合わせて働けるため、家庭をお持ちの主婦の方やフリーターの方でも働きやすいというメリットがあります。一方で実際の施術や香りの調合ができないなど仕事に制限があることもありますので、そのあたりも事前に確認して就業することをおすすめします。
アロマサロンやアロマ関係の企業で経験を積んで、フリーランスになったり自分のお店を開業する方もいます。
仕事内容は自宅や貸店舗でアロママッサージやリラクゼーションサロンを開いたりアロマグッズを販売するほか、出張トリートメントや外部のスクール講師、公演会など様々です。
企業勤めと違って自分のライフスタイルに合わせて働けたり、自分好みのサロン作りができるなどのメリットがあります。一方で、初期費用がかかったり、顧客の獲得に苦労するなど経営者としての悩みもつきものです。
正社員の平均月収は20万円前後、年収は200万円〜300万円が一般的です。これは日本の平均年収から見てもやや低い傾向にあります。
技術を磨いて歩合制の店で働いたり、店長やマネージャーなどの管理職に就くことで収入アップを図れます。
パート・アルバイトの給料は地域によって差がありますが、時給制の場合は時給900円〜1,200円ほどが一般的です。時給制の場合ですと接客していない時間も給料が発生します。
「完全出来高制」「完全歩合制」の場合は「お客様一人につきいくら」や「売り上げの何%」が支払われるため、待機時間は給料が発生しません。技術を磨いて指名が入るようになると時給制よりも稼ぐことができるでしょう。
フリーランスや独立・開業した場合の平均年収は約300万円〜400万円と言われています。経営が軌道に乗って多店舗経営などをするようになると500万円を超え、成功した人では年収1000万円を超える人もいます。
ただ、開店してすぐは集客に苦戦し、企業勤めのころの収入以下になることも少なくありません。チラシ配りなどの他、最近ではブログやSNSなどネット上で宣伝するなど広報活動が成功のカギとなるでしょう。
アロマセラピストとして収入をアップしたいのであれば「完全出来高制」や「完全歩合制」のお店で働くか、独立・開業するのがいいでしょう。
「完全出来高制」「完全歩合制」や独立・開業して収入をアップするためのコツはリピーターを増やすことです。一度来店されたお客様に自分を気に入ってもらい、次に来たときはまた自分を指名してもらえる。そういったお客様を増やしていくことで収入もアップしていくことができます。
ただ、そのためには確かな技術が必要です。お客様へのカウンセリング技術や、その人に合った香りの調合ができる知識、最適なマッサージやトリートメントを行えるスキルがなければ満足してもらえず、リピート率は下がってしまいます。
こうした技術を身に着けるためにはアロマの資格取得がおすすめです。資格の勉強をしていく過程でアロマの知識を習得できますし、通学制のスクールではインストラクターから実際に手ほどきを受けてトリートメントやマッサージの技術を学ぶことができます。
資格を取ることでお客様からの信頼にも繋がりますし、自分も自信をもって施術できます。サロンによっては高位のアロマ資格保有者には資格手当を支給している店もありますので、直接的な収入アップにもつながりますね。
これからアロマの仕事をしようと考えている方には是非、アロマの資格を取得することをおすすめします。
下記で様々なスクールの講座の資料請求が無料で行えますので、まずはパンフレットをみて比較検討してみてください。
アロマセラピストの雇用形態は業務委託であることが多いです。そのため、正社員のようにしっかりと休憩時間が決まっているケースは少なく、忙しいお店や時間帯だと休憩時間が取れないということもあります。
施術以外にカウンセリングや準備・片付けもしないといけないのでやることが多く、きついと感じる人が多いようです。
アロマセラピストは施術中は立ちっぱなしになるので体力が必要です。
また、施術中は指や手のひらに体重をかけてマッサージを行います。これも想像以上に体力を使いますし、手を酷使することで痛みを感じたり、腱鞘炎になってしまう人もいます。
仕事を続けるうちに手が丈夫になって慣れてきますが、初めのうちはきついと感じるかもしれません。
アロマセラピストは施術中は立ちっぱなしになるので体力が必要です。
また、施術中は指や手のひらに体重をかけてマッサージを行います。これも想像以上に体力を使いますし、手を酷使することで痛みを感じたり、腱鞘炎になってしまう人もいます。
仕事を続けるうちに手が丈夫になって慣れてきますが、初めのうちはきついと感じるかもしれません。
アロマトリートメントに訪れるお客様は、基本的には疲れていたり、落ち込んでいたりしている方が多く、心身の癒しを求めて来店されます。
そのようなお客様とカウンセリングや施術を通してコミュニケーションを取っているうちに、逆にお客さまの疲れが影響し自分自身も疲れてしまう人もいます。
アロマセラピストになる方は、もともとアロマの香りが好きだったり、美容に興味がある方が多いです。
そういった方にとっては自分の興味のあることを仕事にできるという点に楽しさややりがいを感じるでしょう。
仕事で得た知識をセルフケアや自分の趣味に還元できるという楽しみもあります。
お客様の喜ぶ顔が見られるのもアロマセラピストの楽しさのひとつです。
来店時には疲れていたり、暗い顔をしていたお客様が、自分の施術によって少し楽になって喜んでいたり顔色が明るくなるのを見るだけで大きなやりがいを感じることができます。
施術後の「ありがとう」という言葉を、直接受け取ることができるのもセラピストという仕事の魅力のひとつですね。
アロマセラピストは前歴や年齢にかかわらず、自分の実力次第で好待遇を目指せます。
サロンの多くは「歩合制」を導入しており、リピーターをたくさん獲得できた人が収入アップや昇格を目指すことができるしくみになっています。
そのため、アロマテラピーの知識やトリートメントの手技を磨いたり、資格を取得するなど、自分の努力をしっかりと成果に反映することができ、モチベーションアップに繋がります。
最後に、編集部がおすすめするアロマスクールの公式ホームページをご紹介します!
【関東(東京)】
メディックス・ボディバランスアカデミー
「バランス整体法」を中心に「アロマセラピー」「リフレクソロジー」「オイルケアー」まで多様な技術を学べ、様々なお客様に対応できるプロフェッショナルを目指すことができます。
【関東(東京・神奈川・千葉)】
アロマスクールラヴァーレ
毎日朝10時から夜22時までの完全フリータイムでコミュニケーションを重視した少人数制授業。化粧品や香水作りといった実習、就業や開業サポートなどのアフターフォローも手厚さも魅力です。
【関西(大阪)】
Utataneyaリラクゼーションカレッジ
1,200名を超える輩出実績!
多くの開業者を生み出した独自のカリキュラムと卒業生のサポートがあるので、初心者でも無理なく学べます。
BrushUP学びはアロマ資格を中心に、セラピストを目指す方が通う、癒し系スクールなどの情報をまとめたサイトです。最安・最短講座がエリアごとにまとめて比較できるので、非常に見やすいです。