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アロマトリートメントとエステは似ているようでまったく違うもの。自分がどちらになりたいのかによって、取得を目指すべき資格も変わってきます。
施術内容や料金、資格認定内容などから、両者の違いを見ていきましょう。
アロマトリートメントの定義は「アロマオイル(精油)を使う施術」。アロマオイルの成分や香りがもたらす効果によって体を本来の元気な状態に近づけるのが目的とされています。
アロマオイルは植物の花や葉、根などから抽出されているので、独特のよい香りがします。この香りによる精神的なリラックス効果もアロマトリートメントの効用のひとつです。
これに対してエステの目的は、肌のハリ・ツヤのアップ、ウエストなど特定の箇所のサイズダウン、下垂が気になる部分のリフトアップなど、美容面のアプローチであることがほとんど。美容液などの化粧品や最新の機器を用いることもあります。
こうした性質上、アロマトリートメントはカウンセリングを重ねつつ長期的な視野で体質改善をはかることが多く、エステでは比較的即効性が求められることが多いと言えるかもしれません。
お店によっては、エステの施術前と施術後にそれぞれウエストや脚のサイズを測り、サイズダウンの効果を見せることもあるそうです。
料金は施術内容によるところが大きいので、一概にどちらが高い、安いとは言えません。
ただし、アロマトリートメントに使うオイルに比べて、エステで使う美容液や最新の機器は高価になることが多いもの。これらの料金が上乗せされる分、エステのほうが施術料が高くなる傾向にあるかもしれません。
アロマセラピストもエステティシャンも、日本においてはどちらも公的な資格はなく、民間の資格を取得しています。名前だけだと違いがわかりにくいという人も、資格の認定内容に目を向けるとイメージがわきやすいと思います。
アロマセラピストの資格認定試験ではトリートメントの技術はもちろんのこと、アロマオイルの性質や効果などの知識面や、お客さんのお悩みを正確に聞きだすカウンセリングの技術が求められることも多くあります。これらは長期的な施術や、健康面の改善を期待する人の要望に応えるためです。
これに対してエステティシャンには、何をおいても即効性のある美容の技術が求められます。もちろん肌のターンオーバーの仕組みや美容に効果的な成分などの知識も学びますが、どちらかというと技術の取得に重点が置かれることが多いようです。
とはいえ、美容と健康は密接につながっており、明確な線引きをするのはむずかしいもの。最近ではアロマセラピストとエステティシャンをひとくくりに「セラピスト」と呼ぶことも増えてきています。
アロマセラピストはアロマの香りを使って自律神経を整え、内側から心身の癒しに働きかけます。そのため、一部の資格ではカリキュラムに「心理学」や「解剖生理学」などが組み込まれているものもあります。
精神面のケアや内側からの癒しに興味のある方にはアロマセラピストがおすすめです。
また、アロマの知識は自分自身や家庭、職場でも気軽に使えるというメリットもあります。
エステティシャンは外面的な美を高めるお仕事です。お客様も美意識の高い方が多いので常に最新の知識を取り入れる必要があり、必然的に美容に詳しくなれます。学んだ知識はもちろん自分自身の美容に活用できます。
美容に詳しくなりたい、自分も美しくなりたいという方はエステティシャンがおすすめです。
アロマトリートメントとアロママッサージは基本的には同じものです。どちらもアロマオイルを使ってもみほぐしなどのマッサージを行います。
ただ、「マッサージ」という名称は、国家資格「あん摩マッサージ指圧師」試験に合格したマッサージ師の施術だけ使える言葉になります。そのため、リラクゼーション目的で行うアロママッサージは「アロマトリートメント」と呼んでいます。
このように、アロマトリートメントとエステは似ているようでまったく違うもの。自分がどちらになりたいのかによって、取得を目指すべき資格も変わってきます。勉強を始める前に、しっかりと確認しておきましょう。
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